AIDMA（アイドマ）

AIDMA（アイドマ）とは「Attention（注意）」「 Interest（興味・関心）」 「Desire（欲求）」「 Memory（記憶）」「 Action（行動）」の頭文字を取って作られたマーケティング用語です。
消費者（見込み顧客）が商品やサービスの購入プロセスを表したものです。

AIDMAから派生した購買プロセスに、AISASやAMTULといったものもあります。

A：Attention（注意）

このフェーズでは、消費者は商品やサービスの存在を知らない状態です。
消費者は、テレビやインターネット広告、ダイレクトメールなどから情報を得ることで、商品やサービスを認知します。

I：Interest（関心）

このフェーズでは、消費者は認知した商品やサービスに対して興味関心を持ち始め、より詳しい情報を知るために調査を始めます。
消費者は商品の魅力や他の商品との違いが分からない状態でもあるため、商品の特徴や他社との優位性を示す必要があります。

D：Desire（欲求）

このフェーズでは、消費者は商品やサービスに対する購買意欲が高くなっている状態です。
消費者が抱える課題や悩みを解決できることを示し、購買に関する障壁を取り除くことで、必要性を感じ購買欲求が生まれます。

M：Memory（記憶）

このフェーズでは、消費者は商品やサービスに対する欲求の再認識をする段階です。
ダイレクトメールなどを通じて、消費者へリマインドしていきます。

A：Action（行動）

購買プロセスの最終フェーズでは、消費者は購入するか否かを迷っている状態です。
「本当に今すぐ必要なのか」といった理由で購入を断念することもあります。

そのため、購入特典やメリットなどを示し、購買の動機付けを行っていく必要があります。